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難聴の原因や種類、コミュニケーション手法も専門家が解説

難聴,原因

~ 言語障害コラム ~ 難聴の原因や種類とは?対策方法を専門家が解説⑤

今回が「難聴」コラムの最後です。ここまで4回のコラムでお伝えしたことをおさらいしていきます。一緒に確認してきましょう!

 

難聴の種類と原因まとめ

難聴コラムのまとめコラム①では、難聴の原因や種類など基礎知識についてご紹介しました。難聴の種類は伝音性、感音性、混合性の3つがあります。原因を時期別に分けると以下の2つがあります。

1.先天性難聴
生まれつき起こるものです。原因は、遺伝や胎内感染、耳の奇形、低出生体重児など。

2.後天性難聴
正常の聴力があったにも関わらず、なんらかの原因で起こるものです。原因は、加齢、耳鼻科疾患、ウイルス感染、薬剤性、頭部(耳)のケガ、長期的な騒音によるもの、ストレスなど。

どちらも伝音性、感音性、混合性、すべての難聴になる可能性があります。

 

難聴の程度で補聴器と人工内耳の選択を

コラム②では、難聴コミュニケーションの聴力の補填についてご紹介しました。聴力の補填には補聴器と人工内耳を使用し、この2つは音を届けるシステムが異なることがわかりました。具体的な特徴は以下のようになります。

・補聴器
補聴器は耳に届いた音を増幅して内耳へ伝達します。適応は軽度〜中等度難聴です。適切なボリュームで装用することが大切です。

・人工内耳
人工内耳は、従来とは異なる経路を使い効率よく刺激を伝達します。適応は重度難聴です。特に小児の場合、言葉の発達を考えて早期に検討することが多いです。リハビリを重ねることで、スムーズなやりとりができるようになります。

このように、難聴の程度に合わせて自分にあったものを選択します。

 

難聴コミュニケーションを豊かに

難聴の症状にあわせた対処法をコラム③では、難聴コミュニケーションの視覚的コミュニケーションについてご紹介しました。その中には筆談と読話があることがわかりました。具体的には以下のようになります。

・筆談
紙への書字や空書でやりとりをする方法です。誰とでもコミュニケーションができる点が特徴です。
・読話
話しているときの口などの連続的な動きを読み取り、発話を理解する方法です。主に中途失聴者などが使用しています。口形の弁別能力と文脈の推測能力の習得が必要となります。

どちらも、音声言語と併用することでコミュニケーションが豊かになります。

 

効率的な難聴コミュニケーションを

コラム④では、難聴コミュニケーションの中の手話コミュニケーションについてご紹介しました。その中には手話と指文字があることがわかりました。手話は多くが先天性難聴やその家族などが使用します。具体的な特徴は以下のようになります。

・手話
手話の動きと位置関係などの連続的な動きを使うことで効率的に意思疎通ができます。他には視線の方向や表情なども大切な要素になります。
・指文字
日本語の音韻1音1音に対応した手指記号です。道具ができなくても指文字で即座に補足することができる点が特徴です。

話し相手や状況、生活環境などにあったコミュニケーション方法を選択しましょう!そうすることで、難聴コミュニケーションはより豊かになります♪

 

このコラムが、難聴コミュニケーションに悩んでいる方の解決の糸口になれば幸いです^ ^

最後に、これまで「難聴」コラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。難聴について正しく知り、一人で悩まず必要なことは専門家に頼ることが大切です。まずは、ご紹介したコミュニケーション方法を行ってみてください!

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みなさんのコミュニケーションがより豊かで充実したものになるよう、講師も一緒に頑張ります!



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